ホーム >BLOG > 7月23日(日)「先進歯科画像研究会(ADI) 第一回学術講演」に参加しました。

7月23日(日)「先進歯科画像研究会(ADI) 第一回学術講演」に参加しました。

2017年07月25日

7月23日(日)「先進歯科画像研究会(ADI) 第一回学術講演」に参加しました。メインテーマは「画像診断:日常歯科臨床 CBCT 読影から人工知能まで」です。
先進歯科とは何でしょうか。
 従来の歯科の診療では、歯や、歯ぐきなどの歯周組織のレントゲン撮影を、三次元3Dから二次元の2Dへ変えて診断していました。つまり立体的な歯を平面上のレントゲン画像にして歯科の診療を行ってきました。
 先進歯科では、歯科用コーンビームCT撮影(CBCT コーンビームシーティ)やスキャナーで患者様の歯や顎を撮影します。その画像はPC上にバーチャルの3D つまり三次元の画像で確認できます。
 従来の2Dデンタルレントゲン撮影では、裏と表の平面として画像を診断しました。3Dの画像は三次元のため撮影範囲は、歯1本から上下顎、眉毛あたりまで。皮膚から顎、歯周組織、歯の状態を確認できます。方向は横から上から下からどの方向からでも360度、断面の輪切りや拡大、縮小して診ることが可能です。1本の歯から歯ぐき、顎への歯の植わり方、角度、サイズ計測など。。三次元の画像から多岐に渡った歯科診断が可能となります。
 つまり、先進歯科とは歯科の分野をデジタル化し、3D三次元画像やデジタルソリューションを応用し診断、診療していく歯科のことです。
 先進歯科画像研究会の内容は、

開会式および挨拶講演
1.ADI開始の意義と歯科医院の画像を用いた危機管理:
  画像診断有効利用による日常歯科臨床の危機回避
  日本大学松戸歯学部放射線学講座教授 金田 隆先生 


上記の写真は先進歯科画像研究会(ADI) 代表の金田隆先生
Session 1 CBCTはここを見る(1)
2.歯と歯周疾患に対する歯科用コーンビームCTの読像ポイント
  九州歯科大学歯科放射線学分野教授 森本泰宏先生
3.矯正臨床におけるCBCTを用いた診断およびデジタル技術の活用について
  日本大学松戸歯学部歯科矯正学講座講師 斎藤勝彦先生

Session 2 CBCTはココを見る(2)
4.CBCTによる上顎洞疾患の読影ポイント
  北海道大学大学院歯学研究科口腔病態学講座歯科放射線学教室教授 箕輪和行先生
5.インプラント治療のCBCT読影ポイント
  東京都開業 日本大学松戸歯学部臨床教授 月岡庸之先生
6.賢く使おうCBCT:防護の立場から知っておくべきポイント
  明海大学歯学部歯科放射線学講座教授 奥村泰彦先生

ランチョンセミナー
 顎顔面部画像診断におけるコーンビームCTの有用性
 昭和大学歯学部 矯正学講座 長濱 諒先生

Session 3 人工知能
7.バイオメディカル画像の分類・評価のための人工知能によるアプローチ
  東京大学大学院新領域創成科学研究科特任准教授 エルピクセル株式会社 朽名夏麿先生

Session 4 CBCTを用いた日常臨床のデジタルワークフロー
8.CBCTを用いた修復補綴のデジタルワークフロー
  弘前開業 青森インプラント研究会 東京歯科大学非常勤講師 梅原一浩先生
9.CBCTを用いた矯正を伴う咬合治療のデジタルワークフロー
  『顎顔面領域の包括的アプローチ
    〜顎関節,骨格を考慮した中心位ベースのインプラント治療〜』
  大阪開業 大谷 昌先生
10.CBCTを用いたインプラント治療のデジタルワークフロー
  千葉県開業 日本大学松戸歯学部臨床教授 田中譲治先生

Session 5 見えなかったものを見る
11.見えなかったものを見る:マイクロエンド治療の最前線
  日本大学松戸歯学部歯内療法学講座診療教授
  日本大学松戸歯学部付属病院 マイクロスコープ特進外来 辻元恭久先生

今回の研究会では、その道のプロ中のプロが最新の技術について、惜しみなく講演で披露してくださいました。つまり 1:歯や顎の健康・病気の時の歯科用コーンビームCT画像との比較。
2:歯科の被せ物を作る補綴についての治療。
3:歯の神経の内部の確認。
4:インプラント治療の際の診断。
5:人口知能の応用。
6:矯正治療。
7:2Dと3Dの画像の比較、診断や読影。
などです。健康な歯や骨の解剖を理解することは基本でありとても大切です。3D画像から病気を読み取ることで歯科矯正の画像診断に役立ちます。たくさんの情報を学ぶことができて幸せでした。 今後も先進歯科画像研究会の会員として学んでいきたいと思っています。


顔の再現も、顎の骨や歯も、簡単に画像ソフトで入れられます。

愛知県の三林先生と会場で。