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2018.07.07

ヨーロッパ舌側矯正歯科学会 ESLO(Europian Society of Lingual Orthodontics)に参加するためポルトガルに行って来ました。
ESLOは2年に一度ヨーロッパでの開催です。今回の学会での発表から感じることは、日本の舌側矯正歯科医の先生方のレベルが世界的に
見てもハイレベルであるということです。欧米人・白人は顔立ち・歯と顎の状態から抜歯となる患者さんはとても珍しく、抜歯患者さんは
1割程度です。日本人の抜歯患者さんは4割程度です。日本人は顎に対して歯の幅が足りずに、歯並びがガタガタしている(叢生そうせい)状態の方が多いのです。つまり抜歯して歯並びを直すこと。さらに歯の裏側の見えない矯正装置で日本人を直すことはハイレベルの
矯正治療に繋がります。
学会発表での矯正治療のデジタル化は確実に進みました。デジタル診断・デジタルワイヤー・デジタルマウスピース矯正を扱うsuresmileの特許期間が切れ、suresmileシュアスマイルは歯科・矯正歯科材料と機器メーカーのデンツプライ シロナの傘下になりましたから、
私たちsuresmile のドクターも今後の動向が楽しみです。さらに3Dの三次元でのスキャナーや、歯科用CTなどの進化によりデジタルで
歯並びを治す、できる範囲が広がっていくことでしょう。
日常の矯正診療にデジタルを取り入れて7年目、3Dスキャナーを導入して4年です。ますます勉強していかなければなりません。