incognito インコグニト

見えない矯正インコグニト

インコグニトは歯並びの仕上がりが非常に美しいシステムです。

「矯正を望んでいるけど、装置が目立って恥ずかしい。」といった声を非常によく耳にします。
近年では、なるべく目立たないように作られたセラミック製やクリアの装置が多く使用されていますが、やはり人からの視線が気になってしまうものです。

インコグニトは外見上まったく見えない矯正装置です。

イングニコトは通常の外側からの矯正方法とは異なり、「舌側矯正」「裏側矯正」と呼ばれてます。歯の裏側から矯正治療を行うことで、誰にも気づかれず矯正治療をお受けいただけます。

インコグニトとは

インコグニトは完全オーダーメイドの装置です。患者様の口腔の型を採取しドイツに送り、光学3Dスキャナーでスキャン後、CADやCAM等の特別なソフトウェアを用いて作られます。 完全オーダーメイドの為、型を採取してから装着までに約8週間程かかりますが、患者様の歯の形に沿って精密なワイヤーが作らます、通常の矯正装置よりも歯との接着面積も少なくすむので、虫歯になりにくく、器具装着による異物感や不快感も軽減され、短期間に歯が動くことが期待できます。

イングニコトは3Dプリンターでブラケットとマウスピースが精密に作製されます。マウスピースとインコグニトブラケットはデジタルデータを基に作製されたトレーの中に挿入されます。 マウスピースに接着剤をつけ歯にセットすれば、5分でインコグニト装置がお口の中に装着が可能です。

舌側矯正装置インコグニト Incognito システムは3DデジタルのCAD/CAMでブランケットが作製されます。2007年にはドイツ・バドエッセンに新しい工場と3Mの研究施設が設立されました。2009年には60カ国の4,600以上の矯正診療所より毎週550ケース以上の注文を受けています。

ヨーロッパでのインコグニト Incognito システムによる舌側矯正のシェアは、60%を越え、アジア地区の日本、韓国、香港、中国でも2006年よりインコグニト Incognito システムの導入がはじまりました。

当院では、20011年より3M社インコグニト Incognito システムによる舌側矯正を開始しました。

インコグニト Incognito の特徴(利点と欠点)

掲載されている内容は、ドイツ トップサービス社の資料に基ずくものであり、掲載されている意見、考えは個人の見解によるものです。また、それぞれの患者さんにより口腔内の状態が異なりますので、治療効果および結果についても、それぞれの患者さまにより異なるものとなります。

※「インコグニト・incognito」ドイツは3M unitek社の提供する舌側矯正治療システムですが、薬機法対象外となる”海外カスタムメイド矯正装置完成物”にあたるため、医薬品副作用被害救済制度の対象外の場合があります。

※平成29年医療法等の一部改正、平成25年薬機法公布(旧薬事法)に基づく日本矯正歯科学会の方針にしたがい、カスタムメイド矯正装置完成物、ならびに商品名の記載等について修正をおこなっています。日本矯正歯科学会の認定医ならびに専門医は、日本矯正歯科学会の倫理規定に準拠する義務を負っています。

インコグニトのメリット・デメリット

メリット
  • 装置が見えず、歯列矯正が気づかれにくい。
  • 通常の矯正に比べ、治療期間が短い。
  • 外側の装置に比べ、インコグニトで虫歯になる率は20%です。
  • インコグニトの装置は金合金で出来ています。
デメリット
  • 装置・製作費・材料費が多少高い。
  • 金属アレルギー持ちの方には不向き。

上記については医療機器法対象外であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外の場合があります。