invisalign インビザライン

マウスピース型矯正歯科装置(インビザライン)とは?

インビザライン

インビザラインは米国アライン・テクノロジー社が開発した新しいマウスピース矯正治療システムです。

2012年12月末時点、全世界で累計210万人以上の患者様がインビザラインを使って治療をしており、2020年現在では累計900万人以上となっています。これまでの多くの治療実績に基づいて作られたソフトウェアを使って治療計画を立てているのが特徴です。

大人の矯正治療から、永久歯が生え揃っていない10代の患者様(インビザライン・ティーン)まで、幅広く対応しています。

インビザラインを利用するメリット/デメリット

メリット

インビザラインシステムには、次のようなメリットがあります。

  • 透明度が高く、装置が目立ちにくい。
  • 食事や歯磨き時に取り外せるので、口腔内を清潔に保ちやすい。
  • 装置が薄いので、ブラケットを使用する矯正に比べて粘膜への刺激が抑えられるため、口内炎のリスクが軽減する。
  • 治療開始から完了までの歯の移動を動画で事前に確認できるので、治療中のモチベーションアップや不安の緩和につながる。

デメリット

一方で、次のようなデメリットもあります。

  • 指定された装着時間を守らないと計画通り歯が動かないことがある。
  • 矯正歯科医の経験によって、適応範囲(治療可能な歯並び)や、治療方針が異なる場合がある。
  • マウスピース矯正装置(アライナー)以外のアタッチメント、補助装置、補助的な処置の必要がある。

治療期間のめやす

個人差がありますが、ブラケットを使った従来の矯正法(表側矯正)と同じくらいの治療期間です。
個人差による部分が大きいため、一度ご相談くださいませ。

治療可能な範囲について

一般的な不正咬合に関しては、対応可能となっております。
しかしながら、骨の変形や大きさの異常が原因による不正咬合には適応できません。

お一人おひとりに合った治療を行っていきますので、まずはご要望や症状などをお聞かせください。

治療費用のめやす

インビザライン 55,000〜1,400,000円

詳しい費用については料金のページをご覧ください。

治療によるリスクや副作用

インビザラインシステムには、下記のようなリスクや副作用が生じる可能性が考えられます。

  • 自費診療(保険適用外)のため、保険診療よりも高額です。
  • マウスピース交換時に圧迫されるような痛み(圧痛)を感じる場合があります。
  • 装置の装着により一時的に唾液の分泌に影響を与える場合があります。
  • アタッチメントが脱離した場合、もう一度設置のためにご来院いただく必要があります。
  • 歯を支える骨および歯肉の健康状態に影響を与える場合があります。
  • お口やあごの状態によっては、マウスピース矯正装置の装着前に口腔外科手術をおすすめする場合があります。
  • 歯を移動するスペースを確保するために、抜歯もしくは歯を削って調整する場合があります。
  • 歯ならびが整うと、歯と歯の間と歯ぐきの境目に三角形の隙間ができ、後ろの影が黒く目立つ状態「ブラックトライアングル」が生じる場合があります。
  • 取り外し可能な装置のため、紛失するおそれがあります。
  • 矯正治療前に治療されていた被せ物や詰め物などは外れたり浮いたりする可能性があり、再治療が必要となる場合があります。
  • 稀に、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。
  • 稀に、アレルギー反応が発現する場合があります。
  • すべての歯が少なくとも部分的にアライナーで覆われていない場合、過剰萌出する可能性があります。
  • 稀に、遺伝性疾患である遺伝性血管性浮腫(HAE)の患者様の場合、喉頭など、特定の皮下組織に浮腫の急性発作が起こる場合があります。HAE発作は、歯科処置等の弱い刺激が誘因となる可能性があります。
  • 服用されているお薬によっては、治療結果に影響を与える場合があります。
  • 特殊な歯があるなどお口の中の状態によっては、治療計画どおりの結果が得られないことがあります。
  • マウスピースを装着したまま糖分を含む飲食物を摂取すると、虫歯の発症リスクが高まります。また、飲食後に適切なケアを怠ると、虫歯や歯周病の発症リスクが高まります。
  • 歯ぐきや唇に装置が原因による擦り傷または痛みが生じる場合があります。また、歯根吸収や歯肉退縮が生じることがあります。
  • 装置の装着により一時的に発音がしにくくなる場合があります。一般的に1~2週間で症状は軽減します。
  • 食いしばりの癖が強い方の場合、奥歯が噛まなくなることがあります。
  • 治療の経過によっては、別の治療方法(ワイヤーを使った固定式装置など)に変更する場合があります。
  • 治療終了後は、後戻り防止のための装置(保定装置)をご使用いただきます。

未承認医療機器の使用について

●未承認医薬品等の使用・国内の承認医薬品等の有無について

(未承認医薬品等の使用)
当院で採用しているインビザラインは、日本国薬機法上の医療薬品として認証・承認を得ておらず、日本国歯科技工士法上の矯正装置にも該当しません。
万が一使用中や使用後に違和感などがございましたら、すぐに当院までご連絡をお願いします。
装置は、日本で歯科医師・歯科技工士が製作するのではなく、海外の工場でロボットにより製作されます。既製品ではなく、カスタムメイドの矯正装置のため、薬機法の対象となりません。
薬機法の対象外であるため、医薬品副作用被害救済制度の対象とならない場合があります。

(国内の承認医薬品等の有無)
マウスピース型カスタムメイド矯正装置のメーカーは国内外に多数あります。インビザライン以外に、日本国で承認を得ている矯正装置を用いた治療法が存在します。

●入手経路について

当院で採用しているインビザラインは、米国アライン・テクノロジー社が開発した新しいマウスピース矯正治療システムです。
当院では、米国アライン・テクノロジー社のグループ会社である「アライン・テクノロジー・ジャパン株式会社」より入手しています。

●諸外国における安全性等の情報

インビザラインは、1998年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証されており、2020年10月現在までで世界100ヶ国以上の国々、900万人を超える患者様が矯正治療を行いましたが、重大な副作用の報告はありません。